「1秒」で財務諸表を読め! あなたならどうする?

読書記録2冊目はこちら。

『「1秒」で財務諸表を読む方法』
小宮一慶著

いや、1秒とか無理やん!

と思ってしまいましたが、1点だけに注目すれば読むことはできます。

どこにしましょうね。

売上高?

EPS(1株あたり当期純利益)の伸び?

売上高営業利益率?

この辺だろう、と思って本を思いっきり開いたら違いました…笑

著者いわく、一瞬だけ、つまり1箇所だけ見るとすれば、この会社が短期的に安定性を持っているかを見るべきだと言います。

これを測るために最も適した指標は…

「流動比率」です。

流動比率 = 流動資産 / 流動負債

※流動資産 : 1年以内に現金にかえられる資産
※流動負債 : 短期間で(1年くらい?)支払いを迫られる負債

という式で表されます。
要するに、短期間で返済期限が来てしまう借金額に対して、手元にある現金が何倍あるか、を示しているということです。

100%を超えていれば、借金以上のお金を手元に用意できる状態です。
なので債務不履行(=経営破綻=倒産)にはならないことがわかります。

一般的には120%以上が望ましいと言われているようですが、業種によって異なるので、「1秒」以上時間の取れる人は、同業種で比較対照してみると面白いです。

流動比率は短期的な安定性を測る指標だということを前半に書きましたが、1年間だけ安定していても2年目突入と同時に倒産しては困ります。

ということで、「1秒」以上時間の取れる人は、自己資本比率を見ると良いと書かれていました。

自己資本比率が高いほうが、会社の資産全体に占める借金の割合が小さくなるので、急な返済にも自分のお金(=株主のお金)で対応できるからです。


みなさんも、時間ないけど企業の安定性を知りたいなというときは、「流動比率」をチェックしてみてください。

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名古屋ではたらく私大生の株式投資日記

株式投資の紹介サイトを運営するベンチャー企業で、ライターと企業分析をしている大学生です。日々のニュースや株式投資で学んだことを“同年代の人たちに向けてわかりやすく要約”しています。